大仙の若葉

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「人間とは何か」を読んで思ったこと

 こちらの本を読み終わりました。二年前に。「人間とは何か」。

 どういった本かというと、人間はみんな自己中という、斜に構えすぎて背中を向けてるレベルの考えを持った爺さんに、青年がだんだん毒されていく話です。

 

 青年が反論するんですね。めっちゃ飢えてる婆さんに助けの手を差し伸べる人だっている。そういう人も自己中なのかと。なにぶん読んだのが二年前なんで、めっちゃ内容うろ覚えですけど、勘弁してください。読み返せやって我ながら思いますけど、腰が重い。閑話休題。で、じいさんが、その人がもしおばあさんを見捨てたとしたら、罪悪感で眠れなくなるじゃろと。その人は己の安眠のためにおばあさんを助けたのであって、それはおばあさんを思いやってのことではないと。ほかにも色々言ってた気もしますけど、すいません、忘れました。

 全体的にはなるほどと思ったたんですけど、反論できないんですけど、ちょっと引っかかるのが、爺さんがそのことを悪いことのように言っていることなんですね。おばあさん云々の例えにしても、たしかにその人はは爺さんのいうように、結果的には自分本意な行動になったのかもしれないけど、それが人の良い部分なんじゃないですかね。自分本意な行動が結果的に人のためになるっていう。おばあさん助けてちょっといい気分→助けられておばあさんもいい気分→おばあさんがいい気分になっているの見てさらにいい気分、というハッピースパイラルが完成するんですよ。だから一口に自己中と言っても、その性質は人によってだいぶ異なるんじゃないですかね。