大仙の若葉

たのしいアフィブログ

下品さと淡さの両立「僕と彼女の研修日誌」感想

 年上とイチャつきてえ、と思い買った「僕と彼女の研修日誌」。気づいた。ヒロイン年上じゃねえ。買う前に気づこうぜ。

 結論から言えば良かった。普通に良かった。なにが良いって、やっぱりCGね。とてもエッチなの。陰毛とケツの穴をしっかり書き込んでくれる。アナルモザイクが解禁されてはや数年。ケツの穴の手を抜いてるエロゲが、まあ多い。いや、わかるよ。ケツの穴って下品だから、ライトで淡い絵柄にはエグいってのもわかるよ。でも、それが良いんじゃない。タイトル忘れたけどエスクードのヒロインが天使のやつ。ケツの穴がなんか雑だった。そのときの悲しみ。ケツの穴なのにまったく香ばしくねえ。雑な穴なら見せないほうが良い。エロゲのヒロインってやっぱり理想化されすぎてるのよ。そういうもんだと言われればぐうの音も出ないけど、そのせいでやっぱり立体感に欠けてる。立体感を出そうと人間臭くしようとすれば、シリアスな内容にならざるを得ない。立体感のあるヒロインとイチャラブの両立というのは地味にむずかしいのだ。そんな中、添えるだけで立体感を提供してくれるのが、ケツの穴なのだ。べつにアナルが好きってわけじゃないけど。CM3D2でほとんどアナル系の夜伽を選択したことないけど。言いたいのは、下品さが立体感を提供してくれるということなのだ。てっとり早く下品さを提供できるのがケツの穴なのだ。で、本作はケツの穴が実に良かった。香ばしさと清廉さが、矛盾しているようだけど両立していた。同じ理由でしっかりした陰毛も良かった。エロゲで初めて「陰毛だッ! すげえッ!」ってなったのがアマカノ何だけど、越えたね。アマカノ越えたね。

 上記の理由でCGが素晴らしかった。しかし、イチャラブモノとして見ると正直微妙だ。ぶっちゃけそこまでイチャつかない。イチャラブを求めすぎて、要求水準が高くなってるが故の、というわけではない。テンポはいいよ。研修! 骨折! 入院! セックス! チャペル!。プレイ時間はおよそ2時間ほど。値段を考えれば文句はいえまい。長かったらそれはそれで面倒くさい。話の規模に見合った尺が大事なのだ。コレくらいコンパクトな方がかえって良い。ただそのコンパクトさに詰め込んだ8回のエッチシーン故に、ヒロインが間断なくエッチを求めてくる色情狂みたいになってしまったのはいただけない。実用性も正直あまりない。でもなんやかんや好き。そう、ケツと陰毛があるから。